check:コロナ禍でも稼働中!海外輸出の代行なら「みかん箱」年間実績5,000件突破の航空輸送サービス

航空便で海外輸出!料金や日数・送れない物など徹底解説!

航空便

航空便で海外へ荷物を送るとき、配送料はなるべき安く抑えたいですよね。

荷物を送る地域や国、荷物のサイズや配送のスピード、取り扱う事業者のサービスにより大きく料金は変わります。

また、航空機に載せられない荷物や、地域や国により送れない荷物があることを事前に確認しておくことも重要です。今回は航空便について解説します!

航空便で海外に荷物を送る手段

貨物機

海外に荷物を送る方法はたくさんあります。まずは大枠を掴んで行きましょう。

航空便は大きく分けて「EMS」と「国際宅配便」に分けることができます。

簡単に解説をすると「EMS」はExpress mail serviceと言い、日本では日本郵便のみが提供できるサービスを言います。

「国際宅急便」は、FedexやDHL、UPSのような民間事業者が提供するサービスの総称です。

EMS(Express mail service)

EMSとは万国郵便連合に加盟する国の事業者が行うサービスです。各国の郵政省などが公的なネットワークを使い事業を運営しています。日本では日本郵便が事業を運営しています。

国際宅急便

一方、国際宅急便は民間業者が提供するサービスの総称です。

国際宅急便の有名事業者はFedex、DHL、UPSなどが挙げられます。EMSが公的なネットワークを使ったサービスとすれば、こちらは民間のネットワークを使ったサービスと言えます。一般的にクーリエと呼ばれます。

航空便の料金と日数

実際の発送方法とその特徴を日本郵便のサービスを例に見てみましょう。

日本郵便は、EMS以外にも複数のサービスを取り扱っています。代表的なサービスとしては航空便やSAL便と呼ばれるものがあります。特徴を下表にまとめました。

発送方法 特徴 スピード
(東京→ロサンゼルス)
料金
(東京→北京、5kgの荷物)
EMS とにかく早い! 最も早い
(3日程度)
最も高い
(6,300円程度)
航空便 EMSとSAL便の良いとこどり! EMSの次に早い EMSの次に高い
SAL便 安く届けられる 一番遅い
(2~3週間)
一番安い
(4,200円程度)

この様に、配送料金は荷物が到着するスピードにより大きく異なります。

さらに、荷物の種類やサイズ、重量により金額が変動しますので、荷物を送る際には十分検討する必要があります。

また、事業者により配送料金と配送のスピードが異なります。例えば、100kgの荷物を東京から香港へ送るとき、料金と配送日数を日本郵便、Fedex、DHLの3社で比較をしてみます。

事業者 発送方法 料金の目安 配送日数目安
日本郵便 EMS 90,000円 2~4日
航空便 55,400円 3~6日
SAL 44,800円 6~13日
Fedex プライオリティ 222,158円 1~3日
エコノミー 169,957円 2~3日
DHL エクスプレスワールドワイド 209,810円 1~3日

※上記金額は30kg×3個と10kg×1個の合計100kgにて試算。
※上記金額は目安であり、集荷状況やサイズなどにより実際の金額とは大きく変動する事もあります。

航空便で送れないものとは?

また、国や地域により送れない荷物が規定されていたり、航空機に積載できない荷物は予め確認しておく必要があります。

まず、下記の物品は法律(関税法等)で輸出することが禁止され、どこの国へも送ることができません。

・麻薬、向精神薬、大麻、アヘン、けしがら、覚せい剤
・児童ポルノ
・特許権、著作権、商標権、実用新案権、意匠権、著作隣接権、育成者権を侵害する物品
・不正競争防止法第2条第1項1号~第3号まで、第10号~12号までに掲げる物品

また、下記の物品は航空危険物として航空便で送ることができないものの一例です。

分類 具体例
火薬類 花火、クラッカー、爆弾
高圧ガス ライター用充電ガス、ダイビング用ボンベ、キャンプ用ガス、スプレー缶
引火性液体 オイルライター、液体接着剤、化粧品(香水等液状でアルコール分が24%を超えるもの)
可燃性物質 マッチ、炭
酸化性物質類 酸素発生機、過酸化物、漂白剤
毒物類 殺虫剤、農薬
放射性物質
腐食性物質 液体バッテリー、水銀
麻薬
生きた動物
わいせつな物品 わいせつまたは不道徳な物品

また、日本郵便が取り扱うEMSでは下記の物品を送ることができません。

・硬貨、銀行券、紙幣
・持参人払有価証券、旅行小切手
・白金、金、銀、珠玉、宝石その他貴重品

クーリエでは下記の物品を取り扱えないこととなっています。

食品関連 酒類、温度管理の必要なもの、生鮮食品、肉製品、豆類、健康食品、生米、乳製品、植物検疫法に抵触する可能性のあるもの(小麦粉など)
動植物関連 切り花、種、土、動物、毛皮、ワシントン条約に抵触するもの(象牙、べっ甲、皮革製品など)
危険物 ライター、花火、スプレー、ヘアムース、接着剤、塗料、香水、カイロ、炭、磁石、漂白剤、液体肥料等、リチウムイオン電池・乾電池が装着されている製品(電池の脱着に関わらず不可)、刃物、毒物、麻薬、医薬品、医療器具
その他 現金、小切手、株券、クレジットカード、パスポート、鉄砲刀剣類、貴金属、通貨、宝飾品、美術品、たばこ(電子たばこを含む)、ポルノ製品、機用品など

これまでご紹介した物品の他に、国や地域により送れない物品が規定されています。国際郵便を利用する場合は、事前にホームページや事業者に確認をしましょう。

航空便の業者の選び方!

輸送手段

これまでご紹介してきた通り、航空便を利用する場合には、

1. 送れない荷物を予め確認し
2. 配送のスピード
3. 配送料金
4. 荷物の重さや数など

総合的に比較し事業者を選択する必要があります。

佐川急便や日本郵便、ヤマト運輸のような大手事業者以外にも、国際航空便を専門に扱う優良企業はたくさん存在します。

当サイトを運営している弊社「株式会社みかん箱」は、航空貨物を中心に年間で5,000件以上の輸送実績があります。

大手事業者と比べ、融通の効く輸送プランをコーディネートできますので、荷物の数や重さ、スピードと料金のバランスなどを考慮し、最適な輸送方法を提案することが可能です。

「航空便の手配は難しそう..。」
「料金と配送スピードを相談しながら輸送したい!」

という方は、一度弊社サービス「MIKANBAKO」へお気軽にお問い合わせ下さい。

■国際輸送サービス「MIKANBAKO」のホームページはこちら
http://mikan-b.co.jp/courier/

まとめ

POINT

・国際郵便は大きく分けて「EMS」と「国際宅急便」に大別できます。

・配送料金は、配送までのスピードや重量、サイズなどにより大きく異なります。

・荷物を送るときは、国や地域により送れないものを予め確認する必要があります。また航空機に積載できない荷物も同様に確認しましょう。

・大手事業者の他に国際宅急便を専門とする優良事業者に見積や相談をすることは配送料を下げるために有効な手段です。