香港・台湾・シンガポール・韓国・タイなどのアジア圏から、アメリカ・ヨーロッパ圏の世界各地まで幅広いネットワークを保持しており、
最適なコストとスピードで海外輸出をコーディネートすることが可能です。
・展示会やサンプルの輸送
・はじめての海外輸出の方
・海外引越の方
・海外のご友人へのGIFT輸送
など、個人・法人問わず、コストと納期に合わせて最適な海外輸出を実現致します。
お荷物内容・納期・ご予算をご提示頂ければ、理想の輸送プランを早急にお作り致します。
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目次
なるほど!海外輸出の流れはこうなってる
海外輸出の代行を依頼する前に、
・書類は何が必要?
・全体の流れはどうなってるの?
など、輸出の基礎を知っておきたい方のために、輸出手続きの全体像を分かりやすく解説していきます。
※このページでは、航空輸出をメインに解説していきます。
1.貨物の集荷(国内配送)
海外輸出をする場合には、まず弊社のようなフォワーダーに代行依頼を出します。
依頼が確定されますと、フォワーダー等の倉庫に輸出したい貨物を配送します。
ご希望があれば、弊社がお客様の倉庫から、輸出のための倉庫に配送手配をしております。
貨物集荷が完了したあとは、個数やサイズ、重量を確認します。
又、輸出時に貨物に破損がないか確認します。これは、海外の輸入者に貨物が到着したあとに破損が見つかった場合に、責任の所在を明確にするためです。
貨物の確認が終わったあと、必要であれば「梱包」を行います。
本来はお客様の倉庫で梱包して発送していただくと迅速な対応が可能ですが、ご希望があれば別途費用はかかりますが、梱包も承ります。
梱包が終わったら、「Air Waybill(エアーウェイビル)」というラベルを貨物に貼り付けます。
このエアーウェイビルには、貨物管理のためのバーコードや12桁の追跡番号が記載されています。
2.通関書類作成
貨物の手配と同時に行われることが多いのが、通関書類の作成です。
輸出入するためには、税関に通関手続きをして許可を受ける必要があります。
人が空港を利用する際に必ず荷物チェックされるのと同じで、輸出入の際にも必ず税関のチェックを受ける必要があります。
この通関手続きには、主に
・Packing List(パッキングリスト):梱包明細書
が必要です。
※輸出に必要な法的書類をもっと詳しく知りたい方は、東京税関「輸出申告の際に必要な書類」を参照ください。
インボイスには、商品名・個数・金額・輸出入者名・貿易条件・決済方法など、取引情報を記載する必要があります。
これは、税関に提出する法的書類になりますので、作成必須となります。
又、パッキングリストには、個数・重量・容積など貨物の梱包情報を記載します。インボイスに記載していれば原則作成する必要はありません。
海外輸出には、こういった書類を用意する必要があるんですね。事前にある程度制作しておいて頂くとより迅速な輸出が可能です。
3.貨物保険は付保するべき?
海外輸出には、貨物の破損や盗難のリスクがあります。国内はほとんど心配はありませんが、船舶・航空機に搭載して輸送するとなると、天候によってはかなりの揺れが伴います。
結論から言いますと、「航空輸送」においては貨物保険はほとんど付保しません。
何故なら、揺れが少なく貨物破損の可能性が低く、空港は港よりもセキュリティーが厳しく、盗難の恐れも少ないからです。
逆に、「海上輸送」の場合には、水の上を輸送しますから、天候によってはかなり揺れます。
そのため、到着港に着いてコンテナを開けてみたら、荷崩れで貨物が破損していたり、輸送中、コンテナ内が高湿・高温になり商品の品質が悪くなり廃棄になったり、予想外の事故が付き物です。
ですから、海上輸送の場合は保険を付保するのが一般的。
それは、貿易条件(インコタームズ)によって変わります。
例えば、輸入者さんが「うちが払うよ!」と言ってくれれば、FOB(本船降板渡し)という条件で契約を結びます。
逆に、輸出者であるあなたが払う場合には、CIF(輸送費保険料込)で契約することになります。
どっちが、どこまで費用やリスクを負担するのかは、貿易条件によって変わります。
貿易条件をもっと詳しく知りたい方は、以下サイトを参考にしてみてください。
・NNR GLOBAL LOGISTICS「インコタームズ」
4.輸出通関手続き
貨物も書類も準備万端!じゃあ早く飛行機に積み込もう!…と、その前に税関に「輸出通関手続き」が必要です。
税関に対して、こういう商品を何個、どこの国に輸出するよ〜と申告しなければいけません。
申告後、問題なければ即許可(区分1:即時許可)となり、すぐに航空機に貨物を積み込むことができます。
しかし、(区分2::書類審査)(区分3:貨物検査)になった場合は、審査・検査を経て許可を受けなければいけません。
その他にも、輸出貿易管理令という法律もクリアする必要があります。
これは、輸出する貨物が核兵器などに利用されることを規制する法律で、貨物の製造者などから「該非判定書」などを取り寄せる必要が出てきます。
詳しく話すと日が暮れてしまいますので、ここで留めておきますね。
いやいや、もっと詳しく知りたい!という方は、以下サイトを読んでみてください。
・CISTEC(一般財団法人 安全保証貿易情報センター)「我が国の安全保障輸出管理制度」
5.ULDに積み付け
無事、輸出許可を受けた貨物は、ULD (Unit Load Device) という航空貨物を輸送する際に積み付ける専用のパレットやコンテナに積み付けられます。
航空機へのリアルな積付け事情を知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
又、船舶輸送の場合には、コンテナに積み付けられます。
6.航空会社搬入・フライト
ULDに積み付けられた貨物は順次、航空会社に搬入されます。
そして、予定していた航空機に積み込まれたあと海外に向け飛び立ちます。
これにて、輸出業務は完結です。お疲れさまでした!
輸出業務って、けっこう面倒だな〜と思われたと思いますが、これら全ての海外輸出業務を弊社が代行致します。
お客様が、本来のビジネス業務に注力できるよう、最適なコストと理想の輸送プランで物流をコーディネートさせて頂きます。
さらに、海外現地での輸入通関や現地配達業務も、パートナー企業と連携しドアツードアで国際輸送致します。
海外輸出代行サービス「みかん箱」へのお問い合わせ・お見積りは無料です。お気軽にご連絡ください。
海上・航空輸送どっちが良いの?
海上輸送・航空輸送、どっちにするべきか迷っている方も多いかと思います。
両者にメリット・デメリットがありますので、海外輸出する貨物内容やご都合に合わせてチョイスすることが大事です。
端的に言えば、船便のほうが安価で、航空便のほうが速いと言えます。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、検討材料にされてください。
検討する時間もない!という方は、弊社で最適な輸送手段をご案内しますので、お気軽にみかん箱までお問い合わせください。
海上輸送のメリット・デメリット
海上輸送は、さきほどもお伝えましたが、輸送費が比較的「安い」です。
その代わり、輸送に時間がかかります。
中国までなら5日前後、ドアツードアなら10日は見ておく必要があります。
又、内陸部への輸送が苦手です。
コンテナ船は内陸部へは入っていけませんので、海岸に船を付けるしかありません。
輸送日数はかかっても良いから、とにかく安く!という方は船便が適していると言えるでしょう。
航空輸送のメリット・デメリット
航空輸送は、とにかく輸送が「速い」です!
日本からアジア圏各地には、10時間もあれば到着します。
また、北米やヨーロッパでも最速10数時間で到着します。
スピードが速いため、以下のような貨物の輸送によく利用されます。
・鮮度が命の肉、魚、野菜、果物
・重要書類
・安全とスピードが求められるPCやスマホ
・緊急を要する薬や医療機器
・クリスマスやハロウィーン関連の季節モノ
・生き物 など
基本的には、数百kg〜数トン程度の少量貨物が航空貨物に適していると言えます。
さらに、航空貨物は「内陸輸送」にも有利です。
何故なら、納品先に極力近い空港に着陸するからです。海上輸送と違い、到着地にも自由度があります。内陸輸送コストも抑えることが可能です。
まだまだメリットはあります。
航空便は、フライトの2~3時間前までなら滑り込みで搭載することも可能です。
航空便は、着陸するとその日のうちに次のフライトに飛び立つことが多いです。
ですから、荷捌き・通関手続きも圧倒的に速いです。なので、ギリギリ滑り込みでもその日のうちに海外輸出できてしまうのです。
さらには、輸入者への貨物到着も早いので輸出者としては、代金回収もすばやく行えるでしょう。
お待たせしました。
航空便のデメリットですが、以下の通りです。
・搭載できるスペースが少ない
・輸送費が比較的高くなる
航空機は見ての通り貨物搭載できるスペースが船より少ないです。
なので、サイズの大きい重機や、何十トンもの大量貨物は積み込むことが困難です。
輸送費については、時期や貨物の内容で逆転現象が起きたり、もっとコストを抑えられることもありますが、基本的には海上輸送よりも高くなると考えておけば間違いはないでしょう。
さいごに・・
海外輸出には、船便と航空便の2種類あります。
・安くなら、船便
一言で言えばこの通りですが、輸送する貨物や時期、利用するキャリアによってコストや納期に大きく差が開きます。
海外輸出のご予定がある方は、一度弊社「みかん箱」までお気軽にお問い合わせください。
貨物の内容・納期・コストをお伺いし、早急に、お見積りと最短輸送日数をご提示させていただきます。
ご相談・お見積りは無料です・お気軽にどうぞ。
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