check:コロナ禍でも稼働中!海外輸出の代行なら「みかん箱」年間実績5,000件突破の航空輸送サービス

布団を輸出する際の梱包のポイント

布団を輸出する際、品質を高く保つための梱包方法をご存じでしょうか?

海外へ輸出する際には、コンテナ内は気温や湿度の変化が大きくなります。

布団は繊細で痛みやすい貨物ですので、正しい梱包を施し品質を落とさないように注意したいものです。

この記事では、布団の梱包方法について詳しく解説して参ります。

布団梱包に必要なもの

布団梱包に必要なものは主に2つ。布団が入るビニール袋(可能であれば布団圧縮袋)とダンボールです。

布団圧縮袋を使うと容積が小さくなるので輸送の際にコストを抑えることが可能です。布団の品質を保つためにも布団圧縮袋をご利用されることをおすすめいたします。

布団の梱包手順

引用元:notosiki.co.jp/blog/howto/packing-futon/

①布団をビニール袋に入れる

輸送中には擦れや水濡れなどによる品質低下を防ぐために大きめのビニール袋に入れてください。

布団圧縮袋に入れることで、気温や湿度の影響による品質低下を防ぐことができますので、できる限り布団圧縮袋での梱包をおすすめいたします。

上述したとおり、サイズを小さくすることで送料も抑えることができます。

②輸送用の梱包材に入れる

布団をビニール袋などに入れたら、ダンボールや布団ケース、布団袋などに入れましょう。

布団ケースや布団袋に入れた場合には、基本的にダンボールは不要ですが、布団圧縮袋に入れた場合には途中で袋が破れることも想定し、最後はダンボールに入れると安心でしょう。

③ガムテープでしっかり封をする

輸送中に揺れなどの衝撃で中身が飛び出さないようにしっかりガムテープなどでダンボールを留めましょう。十字でガムテープをするとより強く留めることができます。

布団ケースや布団袋に梱包した場合には、開かないようにバンドや紐などでしっかり固定すると良いでしょう。

布団を梱包する際のポイント

①布団ケースや布団袋は汚れることを想定

布団袋や布団ケースは梱包材として利用することが可能です。しかし、輸送中に傷や汚れが付くこともあるので注意しましょう。

布団ケースも商品として発送する場合には、さらにダンボールで梱包し、中に緩衝材などを入れて品質を保つようにしてください。

②羽毛布団に布団圧縮袋を使用する際には注意

布団圧縮袋は、布団をコンパクトに梱包できる便利な梱包材ですが、羽毛布団に使用する際には注意が必要です。

圧縮されることによって、羽毛が痛んでしまい発送先で十分なふくらみを再生できない可能性があります。

また、圧縮したからといって1つのダンボールにパンパンに詰めることは避けてください。布団を痛める原因にもなりますが、重量が重くなりすぎて持てなくなる可能性もあり、ダンボールの底が抜ける危険性もあります。

③ダンボールに詰める順番に注意

基本的に、重い布団は下、軽い布団は下に詰めてください。敷布団と掛け布団を一緒に梱包する場合には敷布団のほうが重いかと思いますので、敷布団→掛け布団の順番が基本です。

複数の布団と一緒に梱包する場合にも重量を確認して重い順番から梱包してください。布団が潰れにくい梱包を意識することがポイントとなります。

④輸送業者に嫌われない梱包を心がける

上述したことをしっかり行っておらず、きちんと梱包がされていない場合には輸送業者が輸出向け貨物には適さないと判断し断られるケースも過去にありました。梱包し直しにならないように、慎重に梱包するようにお願い致します。

布団の輸出手続き

ここからは布団の輸出手続き手順についてご紹介いたします。フォワーダに輸出手続を依頼される際にもご用意頂く書類もありますので一読しておきましょう。

<手続きの流れ>

  1. フォワーダー(貨物代理店)に輸送依頼
  2. 通関書類の作成
  3. 貨物を梱包する
  4. 保税地域に貨物を搬入
  5. 税関に輸出通関手続き
  6. 海外に向けて出港

布団を輸出するにはまず、フォワーダーと言われる(貨物代理店)に国際輸送の見積り依頼をしましょう。

フォワーダーとは、輸出者に代わり、輸送の手配や手続きなどを一括で請け負う国際輸送業者のことです。

国際物流では、船会社or航空会社にブッキング・梱包・通関手続き・関係書類作成・関係省庁への許可承認・海外現地での通関手続き・輸送手配など、やることはたくさんあります。

専門知識が必要で、特にこの業界では横の繋がりでコストを抑えられたり、輸送スピードも柔軟に調整することができます。

個人や輸送実績のない企業が輸出手続きを行う場合、費用やリードタイムも必要以上にかかる可能性があります。

フォワーダーに連絡する際には、貨物の内容・数量・重量・容積・仕向け地など、輸送条件を伝えましょう。

輸出にかかる見積りを出してもらえますので、コストやリードタイムに問題がないか確認しましょう。

※弊社、株式会社みかん箱もフォワーダー(貨物代理店)として、布団などの寝具はもちろんのこと、多種類の貨物を取り扱っております。

些細な疑問や心配な事、お見積りだけでも問題ございません。お気軽に弊社サービス「国際輸送のMIKANBAKO」までお問い合わせください!

輸出手続きの必要書類

  • INVOICE(インボイス)
  • Packing List(パッキングリスト)
  • Shipping Instruction(シッピングインストラクション)
  • 委任状

布団など貨物の種類問わず、貨物を輸出する際には上記4種類の書類が必要となります。

INVOICE(インボイス)は、仕入書のことで、輸出者が輸入者に発行する書類です。

インボイスには、輸出入者名・品名・数量・価格・契約条件・仕向地など、契約内容が記載されます。

通関手続きで税関に提出する書類でもあり、記載項目が関税法で定められています。

Packing List(パッキングリスト)は、梱包明細書のことです。貨物の個数・重量・容積など、貨物の状態を記載します。

Shipping Instruction(シッピングインストラクション)は、フォワーダーに輸送依頼する際に作成する依頼書のことです。書類のフォーマットは、フォワーダーが保有していますので依頼すれば受け取ることができるでしょう。

委任状は、フォワーダーに通関手続きを依頼する際に必ず発行しなければいけない書類です。こちらもフォーマットはフォワーダーが保有しているでしょう。非常に簡易的な書類で、作成は簡単ですのでご安心ください。

中国向けの水洗い羽毛の輸出に関する措置

日本から中国に輸出される水洗い羽毛について、中国当局から「羽毛原料の水洗い加工施設の登録」「衛生証明書の添付」を求めると連絡が入っています。

昨今、鳥インフルエンザの流行に伴い羽毛の輸出入については各国で規制が厳しくなっているのが現状です。

これらの対応に答えられない場合、中国側で受け入れ拒否される場合もありますので、輸入者に現在の中国側の対応状況を確認して輸出前に対応を済ませる必要があります。

参考:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/hq/i-4/attach/pdf/china_down-3.pdf

布団の輸出ならMIKANBAKO

みかん箱 国際輸送サービス

弊社、株式会社みかん箱は、世界各国に貨物を航空輸送しているフォワーダー(貨物代理店)です。

日本から海外の輸入者の玄関口までドア・ツー・ドアの国際輸送を行っており、国内での手配や通関手続きはもちろんのこと、海外現地ではパートナーである業者と連携して、責任を持って取引先の納入先まで貨物を輸送しております。

航空輸送は、世界各国まで1~2日で輸送することができ、揺れも少ないため貨物の品質を高く保って輸送することが可能です。

まずはお気軽にご相談ください。お見積りも迅速に対応させていただきます。

→ 布団の輸送のご依頼は<国際輸送サービスMIKANBAKO

→ 気軽にご相談だけされたい方は<お問い合わせ>ください。